サラリーマンが健康のためにロードバイクを購入。
サイクルスポーツを始めたところ、
体重減少、BIKE通勤の気持ちよさ・・・いいところがPRされていた。
コロナ禍でのテレワークや在宅勤務も新しい社会情勢も描かれ、
とても親しみが湧いた一冊。
東日本大震災などの自然災害やコロナウィルスパンデミック、ウクライナの戦災と
想像もしなかった出来事があまりにも多かった。
まさに文中にもでてきた言葉が印象的だった。
”未来はわからないことだらけだ”
主人公が自転車のペダルを踏みながら、すべてのものに命が宿っていることを実感し、
明日への希望を見出していく最後のシナリオはとても爽やかなものだった。