coffeebreak2’s blog

おいしいコーヒーとの出会いを楽しみに、晴耕雨読と自転車走行日記

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「魔女と過ごした七日間」東野圭吾

ラプラスの魔女シリーズの新刊。 図書館の予約申し込みして、半年以上たってやっと借りれた。 不思議な力をもつ羽原円華の大活躍がとても頼もしい。 もちろん時代の変化とともに新刊の内容も現代的だった。 AIによる監視システム強化が進んだ現代社会の背景…

「墨のゆらめき」三浦しをん

書道教室を営む書道家に筆耕を依頼するが、 まず自宅へと伺う際、多くの謎めいた訪問となった。 風変わりな書道家だが、腕はいい。 教室へ通う子供たちにも人気がある。 だんだんと謎が解けていく過程に心惹かれていく。 書に対する魅力が伝わるいい本だった…

「心がスッと軽くなる禅の暮らし方」桝野俊明

久しぶりに枡野俊明の禅の教えを学ぶ。 最新刊に近い本で、コロナ禍での生き方を示唆している。 不安や心配の毎日、心を整える大切さを説いている。 デマやフェイクニュースは年々エスカレートし、 巷に溢れているようだ。 図太さや鈍感力、しなやかな心の在…

「三国志(二の巻・参旗の星)」北方謙三

劉備の志や人間味溢れる性格を わかりやすく描いていて好感が持てる。 放浪の生活を支え、 徐々に軍としての規模を大きくしていく展開は とても希望に満ちている。 曹操の勇猛果敢な戦いもスリルがあって魅力的だ。 北方謙三ワールドはどんどん惹き込まれて…

「団長とエース」栗山圭介

かつて中京高校のエースとして君臨した野中投手の活躍。 懐かしい話に引き込まれて読みだしたが、 同時期に無理やり加入させられた応援団員。 2人の抱えてきた苦悩や熱い思いに心打たれた。 読み進めていくうちに、 新たな心の葛藤や周囲の人たちとの心のつ…

「モラトリアムな季節」熊谷達也

「七夕しぐれ」の続編。 大学生になった主人公の青春時代を描く物語。 音楽に興味を持ち、喫茶店に入りびたり本を読む生活。 懐かしい大学生活に共感できる。 淡い恋愛感情もこの年代の若者らしく、悩ましい時期だ。 東北の仙台市や東京との行き来もふるさと…

「余白の迷路」赤川次郎

何年ぶりだろう、赤川次郎の探偵小説。 殺人事件に暗く凄惨な描写はなく、 素早く謎解きに展開していく。 主人公は図書館通いを日課にしている70歳の高齢者。 図書館で顔見知りとなった不登校気味の女子高校生。 その他、登場人物の家族のつながりが複雑で興…

「長く高い壁」浅田次郎

日中戦争を舞台に、万里の長城で不審な死を遂げた日本兵。 戦闘配備に着いて戦った形跡もなく、大勢の兵がなぜ全滅したのか。 その謎を解く従軍記者と若き軍人の物語。 推理小説のような展開がとてもユニークで、 当時の日本と中国の戦争の実態が史実に基づ…

「魔力の胎動」東野圭吾

風の向きや強さなど、気象状況を予知することができる超能力。 その力を存分に発揮する主人公の女の子。 クールに困っている人々を手助けする姿もカッコいい。 以前も読んだことがあるが、シリーズ構成で登場するので読み返してみた。 最新作を予約中なので…

「病気の壁」和田秀樹

糖質制限の重要性も理解しつつ、体の回復や免疫力を高めていきたい。 この本では、高齢者は何でも食べて栄養をつける大切さを訴えている。 健康診断の結果に一喜一憂し、薬漬けの弊害も納得できる。 大学病院の専門性や研究機関としての特徴もよくわかる。 …

「糖質制限の大百科」江部康二

マラソンのための練習や本番の大会で エネルギ―欠乏を防ぐために、かなり高カロリーな食事が多かった。 フルマラソンが終わったので、 これからは少し体重を落とさなくては! 江部康二の本を図書館で借りた。 この本は写真や図がカラーなので、読んで理解し…

「七夕しぐれ」熊谷達也

筆者の幼少期から小学校生活までに物語。 東北の仙台が舞台。 父親の仕事の関係で学校を転校し、 新たな友達との出会いが生まれる。 ちょうど自分自身の年代と同じなのか、 昭和の時代の文化が漂い、 懐かしさが伝わってきてよかった。

「三国志」北方謙三

「諸葛亮」を読んで関心が深まったので、 「三国志」を読んでみることに。 かなり昔に吉川英治の「三国志」を読んだが、 北方謙三の長編小説がご無沙汰気味だったので 奮起してチャレンジすることに。 中国の歴史の事実は同じでも、 著者の違いで登場人物の…

「ずぼらヨガ」崎田ミナ

毎朝、筋トレとして腕立て、腹筋に少しずつ取り組んでいる。 しかし、体が硬いのか、疲労がたまりやすい。 回復機能が高まるようにと、ヨガにチャレンジ。 わかりやすいイラスト付きで取り組みやすい。 呼吸法が大切とわかっているが、ついつい乱れがち。 リ…

「諸葛亮」宮城谷昌光

新しい本が借りれた。 三国志に登場する諸葛亮。 生い立ちから兄や妹などの家族、叔父も登場し、親しみが持てる展開。 上巻、下巻ともすぐ読めて、 英雄伝説より、史実に基づいた小説だったことも好感が持てた。 再度、三国志を読んでみたくなった。

「氷結の森」熊谷達也

日露戦争に従軍した経験をもち、 射撃の腕が人並外れた主人公が 樺太や極東ロシアを舞台にした冒険小説。 先住民族との信頼感溢れる交流の場面も好感が持てた。 真っ直ぐで正義感あふれる主人公の魅力も素晴らしい。 スリルの連続で、ハラハラする展開も一気…

「究極の運動法」久賀谷亮

会社の社長が優秀なコーチを招き、トライアスロン部をつくった。 仕事で行き詰まっていた主人公が入部させられ、トレーニングに励む。 メキメキと力をつけるとともに、仕事も成果を出し始める。 運動が脳にもたらす効果と、具体的なエクササイズ法も紹介され…

「骨格ランニング」鈴木清和

今日は朝から雨、運動不足にならないように自転車通勤。 レインウェアと防水手袋で完全防備、冬の雨は低体温症に注意。 ランニングの座学のために、本を借りて勉強。 サブタイトル:「筋肉」よりも「骨」で走れば速くなる!まさに今の自分の課題と言える。 …

「心が整う365日の作法」桝野俊明

桝野俊明著の新しい本。 1年365日に区切って法話のごとく短い話が綴られている。 初夢、新年の抱負、1年の計画を立てるとき、 新年1月に読むにはもってこいだった。 図書館で借りたが、自宅の書棚にずっと置いておきたい本だった。 禅のいい言葉をたくさんメ…

「おかげで、死ぬのが楽しみになった」遠未真幸

高齢者たちが再び応援団を結成し、 逆境に立つ人たちに元気を与えるストーリー。 身体にガタがくる年齢だが、 それにもくじけずエネルギーを与えてくれる。 面白いダジャレ、抱腹絶倒の展開が笑える。 久しぶりに読書で笑える本に出合えてよかった!

「ひとりでも大丈夫」桝野俊明

禅僧の枡野俊明の本は精神安定剤だな。 仕事や生活の不安を取り払ってくれる。 また、これまで読んできた本同様、 禅の教えや机の整理整頓、部屋・庭の清掃、 食生活などをスッキリさせる生き方を推奨している。 心を整える意味でも枡野俊明の本を読みたくな…

「相剋の森」熊谷達也

昨年来、熊野出没や人が襲われて怪我をするニュースが後を絶たなかった。 自然保護団体の活動や東北のマタギの狩猟生活、写真家など それぞれの立場によって考え方が異なる、 雑誌ライターの女性が主人公かな。 東北の山奥深く立ち入って取材をする立場から…

「人類最強の『糖質制限』論」江部康二

副題は「ケトン体を味方にして痩せる、健康になる」。 しかし、年末から正月三が日にかけて 餅やおせち料理の誘惑に勝てなかった。 娘や息子夫婦、孫たちの来客と楽しく会食すると ついつい気が緩んでしまった。 糖質制限は難しい。 今日から出直し!

「おあとがよろしいようで」喜多川 泰

人とうまくコミュケーションがとれない主人公が大学へ入学。 そこで落語研究会の部長と出会い、 少ないメンバーと一緒に落語にのめり込むようになる物語。 笑いと人情が滲み出ていて、素晴らしい小説だった。 個性は人と同じ真似をとことん練習してあらわれ…

「禅と禅芸術としての庭」枡野俊明

桝野俊明の庭園デザイナーとしての考えに惹かれる。 周囲の他人に喜んでもらえることより、 自分の庭を自分の心の基盤としてとらえること。 まさに自分の生き方を見つめることが重要。 禅の教えと共通するテーマかな。 あらためて自分の好きな庭づくりに挑戦…

「トライアスロン テクニック マニュアル」中山俊行

スイム、バイク、ラン別に詳しく練習メニューがとても参考になった。 細かな技術が必要なスイムは、力任せに泳ぐのではなく、 キャッチ→プル→リカバリーの4段階ごとの腕や肘の使い方は重要。 今度はスイム単独の教本が詠みたくなった。 バイクやランも科学的…

「チンギス紀 十七 天地」北方謙三

ついにチンギス紀が完結。 チンギスだけでなく、子や孫の活躍が頼もしかった。 あっという間に十七冊目、長いようで短かった。 北方謙三シリーズは読みごたえがあり、史記から始まり、 水滸伝、楊令伝、岳飛伝とたくさん読ませてもらってとても満足。 ちょう…

「禅の庭〔1〕」桝野俊明の世界

僧侶で庭園デザイナーでもある枡野俊明の禅の庭が見たかった。 禅の庭の写真集。まずは〔1〕から。 石と緑の木々が織りなす世界は清々しく美しい。 また、シンプルな配置が良い。 庭は心を映し出す鏡のようだ。 心が落ち着く美しい庭を造りたい気持ちになっ…

「禅、シンプル生活のすすめ」桝野俊明

心をシンプルにするために、また桝野俊明の本を借りてきた。 「一杯のコーヒーを丁寧に淹れる」 あえて時間をかけることの幸せ、禅的生活の魅力が詰まっている。 「あわてず、焦らず、あるがままの自分で」 ボーッとする時間をもつ、これもよかった。 「脚下…

「アナログ」ビートたけし

映画を観ようか迷ったが、本を読むことに。 図書館で予約したら、待ちが少なくすぐ届いた。 タイトルにもなっているアナログ。 スマホやPC・・・とても便利なものばかり、 今やITの世の中には必需品となった。 リモートワーク、テレワークの魅力は捨てがたい…