育児、家事は女性の仕事か、
母性とは何か、深く考えさえられた本。
主人公の男性は、定年退職後に家庭中心の生活に。
孫の世話や掃除、洗濯に力を発揮しだす。
男は仕事中心の人生になってしまうのは、
日本の明治、大正期に資本主義の発展のために、
長時間労働、残業等企業に命をささげるよう、
政府が誘導した影響によるもの。
女性は家事、育児に力を注ぎ、男性が企業に人生をささげれるように
日本政府が後押ししたためという話が印象に残った。
女性の社会進出、男性の育休、働き方改革など
これからの日本社会の在り方は柔軟な発想で考えていく必要がありそうだ。