結構短時間で読めた。
おもしろかったので、一気読み。
高学歴、一流企業での勤務、会社に身をささげ、定年を迎えた主人公の気持ちがタイトルにピッタリ!
昨今の働き方改革の動きとも結びつけて考えることもできた。
「重要なのは品格のある衰退だと私は思います。」
さらに、英国が、
「衰え、弱くなることを受け止める品格を持つことで、その後のインドと良好な関係を結んでいます。(中略)品格のある衰退の先にどのような社会を描くのか。」
国家も人の生き方も似ている。
コロナ禍で社会が大きく変化していく中で、示唆にとんだ言葉を得ることができた、
いい本だった。