2024-03-20 「長く高い壁」浅田次郎 reading 日中戦争を舞台に、万里の長城で不審な死を遂げた日本兵。 戦闘配備に着いて戦った形跡もなく、大勢の兵がなぜ全滅したのか。 その謎を解く従軍記者と若き軍人の物語。 推理小説のような展開がとてもユニークで、 当時の日本と中国の戦争の実態が史実に基づいて詳しく描かれている。 浅田次郎の豊富な知識が満載で、改めて感心させられた。