coffeebreak2’s blog

おいしいコーヒーとの出会いを楽しみに、晴耕雨読と自転車走行日記

「オレンジ・ランプ」山国秀幸

会社でだんだんと顧客や同僚の氏名が思い出せなくなってくる。

家族のために購入した手土産を何回も買ってきてしまう。

39歳で若年性アルツハイマー認知症と診断された主人公。

妻や娘たちの苦悩もリアルに表現されている。

実在の話をモチーフにした小説で、映画化もされたようだ。

認知症に対する世間の認識、どうやって認知症と付き合っていくか、

明日は我が身と考えると、とてもためになった小説だった。