2020-08-20 「錨を上げよ」 reading 百田尚樹の伝記作品とも言われている長編で、上下2巻はボリューム満点。 コロナ禍、酷暑で家にいる時間が長くなっている今、読みごたえがあります。 戦後の高度経済成長、60年安保闘争、東京オリンピック、大阪万博、よど号ハイジャック事件、日本列島改造論、石油ショック・・・。 昭和の激動の時代が背景となっていて、興味深く読めます。 主人公の作田又三の生き方も波乱に富み、ぐんぐん引き寄せられます。