coffeebreak2’s blog

おいしいコーヒーとの出会いを楽しみに、晴耕雨読と自転車走行日記

「思考の整理学」外山滋比古さんご逝去

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机の引き出しに忍ばせながらときどき読んでいます。

ドラゴンズの根尾昂選手が入団するとき、愛読書としても紹介された名著です。

メモやノートの取り方など「情報の”メタ”化」の内容はとても参考になっています。

昨日、著者の外山滋比古さんの訃報が報道されました。

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「思考の整理学」外山滋比古さん死去 96歳 | おくやみ | NHKニュース

若い世代を中心に40年近く読み継がれている「思考の整理学」の著者として知られる英文学者で、お茶の水女子大学名誉教授の外山滋比古さんが先月30日、胆管がんのため東京都内の病院で亡くなりました。96歳でした。

外山さんは大正12年に愛知県で生まれ、雑誌の編集に携わったあと、お茶の水女子大学昭和女子大学などで教べんを執りました。

シェークスピアなど専門のイギリス文学にとどまらず、日本語や教育など幅広い分野で独創的な視点から数多くの評論を残しました。

中でも昭和58年に刊行した「思考の整理学」は物の見方や考え方、アイデアの生み出し方などをみずからの体験を基に明快に示して、若い世代を中心に40年近く読み継がれ、版元の筑摩書房によりますと、今も大学生協の書籍ランキングに名を連ねるなど、累計の販売部数がおよそ250万部のロングセラーとなっています。

また、ことばについての優れた見識をもとに放送用語の改善にも力を尽くし、平成7年にはNHK放送文化賞を受賞しています。

 長きにわたって、示唆に富むアドバイスを教えていただき、感謝しています。

あたらめてご冥福をお祈りいたします。